2017-02-03 第193回国会 衆議院 予算委員会 第6号
水産の町である根室市など周辺自治体で、一九四六年から二〇一五年までの漁船拿捕数は、外務省が認めた数によれば千三百四十一隻です。銃撃を受けて亡くなった漁民もいらっしゃいました。たった十年前のことです。 昨年は、サケ・マスの流し網漁がロシアで禁止されたことによって、水揚げ量は前年比八千トン減りました。
水産の町である根室市など周辺自治体で、一九四六年から二〇一五年までの漁船拿捕数は、外務省が認めた数によれば千三百四十一隻です。銃撃を受けて亡くなった漁民もいらっしゃいました。たった十年前のことです。 昨年は、サケ・マスの流し網漁がロシアで禁止されたことによって、水揚げ量は前年比八千トン減りました。
また、ロシアについては、日本漁船拿捕事件やサハリン・パイプライン事業でのロシア政府の動きなど、とても友好的とは感じられない事案が続いて起こっておりますが、日ロ関係の停滞をどのように打開していかれるのか、総理の方針を伺います。(拍手) 外交演説の外交の三本の柱のうち、これまでの国連が国際協調に変わっておられます。
例えば、七〇年代初めの金日成に対する個人崇拝の押し付けや、一九八〇年代に北朝鮮によって起こされたラングーン事件、日本漁船拿捕事件、大韓航空機爆破事件などについても厳しく批判し、その結果、北朝鮮労働党と我が党とは断絶状態にあります。 しかし、そういう無法な国であり、両国間に様々な問題があるからこそ、一九九九年の国会で、政府間の対話のルートを開き、交渉によって解決すべきだと提案したのであります。
沖縄問題はそれとしまして、私、一つの疑問を感じますのは北方の漁船拿捕の問題でございます。 御案内のように、北方領土は、一九四五年、米英ソ三国によりましてヤルタ会談ですか、戦後は南樺太、また千島列島はソ連に帰属すると。しかし、歯舞、色丹、国後、択捉は含まれておらないという協定がありまして、ソ連軍に占領されたわけでございます。
先ほど来からお話のございます両国間にございます漁船拿捕問題その他について、私も何度かロシアの外務大臣コズイレフ氏には直接会いまして、こうした問題が起こらないように善処方を求めているわけです。あるいは強く抗議をしているわけでありますが、なかなか、今欧亜局長から申し上げましたように、きちんとした枠組みがございませんので、この枠組みをつくるということがこうした問題を一応回避することになる。
これからもやはり経済大国日本でございますし、ロシアも、援助物資はどんどん送る、そのお返しとして漁船拿捕、銃撃と。これはやはり外務省の力が弱いと言われてやむを得ぬと思います。もっと腰を据えていただきたい。それには予算面、人的面でもうちょっと要求すべきものを要求して、やはり独立国ですから国の権威を守っていただきたいということを私強く感ずるんですけれども、いかがでしょう。
これは漁船拿捕の場合にもそうでございましたし、北方四島の入域問題でも同じでございました。そういうことがございましたので、査証をとっての北方四島入国ということも、当然のことながら日本政府としては認めがたいという立場を一貫してとってきた。そこに今回穴をあけることになりましたのが北方四島のビザなし交流である、こういう位置づけでございます。
いろいろかけ持ちで大変でしょうけれども、午前中も質疑が出されましたけれども、北太平洋上での日本漁船拿捕の問題につきましてまず最初にお伺いをしたいと思います。 午前中の質疑を聞いておりまして、捜査中なのでということで答えられておられましたけれども、これは非常に国民的に、また北海道の人たちにとってこれからどうなるのかということで事態をかたずをのんで見守っている、こういう重大な問題でございます。
○入澤説明員 北方四島周辺水域におきますソ連によるわが国漁船拿捕事件は、五十五年が十八件、五十六年が十件、五十七年が十件、これは八月六日現在でありますが発生しておりまして、いまのところ未帰還のものが十一隻、三十一人でございます。
○国務大臣(櫻内義雄君) 北方水域における漁船拿捕が発生いたしました都度、ソ連側にその不当性につき抗議するとともに船舶及び乗組員の早期釈放を要求しております。 また、さらに抑留が長期化される、こういう場合には機会あるごとにその早期釈放及び抑留者の現状につき照会をしておるところでございまして、本年一月の実務者レベルの会合におきましてもこの問題を取り上げて早期釈放を要求いたしました。
もちろん領土問題についても触れられておりますが、漁業協定の長期化や墓参の問題や漁船拿捕の問題等についても触れたということが報道されておるのですけれども、その内容の説明がないのであります。したがって、その内容についてきょうお聞きしたいということと、同時に次回の事務レベル及び外相会談の開催の見通しについて承っておきたいと思います。
もう一つ先生の御質問だったと了解いたしますが、領土問題のほかにどういう問題が話し合われたかという点につきましては、先ほど御指摘のありました漁業協定の長期化の問題、北方墓参の問題、いまだ帰還していない邦人の帰還問題、北方領土水域における漁船拿捕の問題等が議論されました。(岡田(利)委員「内容は」と呼ぶ) 内容は、当方から先方に種々の要望を出したということでございます。
○原田立君 二百海里時代の到来により、わが国の漁船拿捕事件が急増の傾向にあるわけでありますが、ここ一、二年の拿捕件数、罰金の実態はどのようになっていますか。
委員会におきましては、担保金の基準のあり方、ソ連漁船の取り締まりの実態、頻発するソ連監視船によるわが国漁船拿捕の実態と対策、海上保安庁の警備体制の現状と拡充対策等について質疑が行われました。 質疑を終了し、別に討論もなく、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、ソ連当局による日本漁船拿捕事件についてでありますが、私は農林大臣から、あなたが第三次訪ソ直前、委員会の席上で拿捕問題の決着をつけてくる旨の約束をいただきました。新しい拿捕防止のルールづくりはどのように具体化が図られたのか、この際明らかにしていただきたいと思います。また、現在拿捕事件がなお続発しておりますが、政府は早急に対策を講ずるべきことを要求いたします。
しかし、残念ながら、この交渉がおおよそ妥結に向かうという途中で漁船拿捕事件が起こるなんというのは、これは大変悲しむべきことでございます。 事件の全貌について、私はきょうはお聞きをいたす考えはございませんが、水産庁の責任においての末端のこうした安全操業の指導というものが果たして万全を期しているかどうかについて、私は若干の疑いを持つものでありますが、漁政部長いかがです。
しかし、ソ連との経済協力の面ではかなり日本の場合向こうに対する、まあ金を貸しておる面もだんだんふえてきておりますし、そういった点で対等、平等ということになるといろいろ問題も出てくる可能性も最近では私も感じておりますので、その点をどう、経済外交の問題を含めて、ミグの問題もありましたし、漁船拿捕の問題もあります、北方領土もあります、その中でいかにして日ソ間の平和外交を貫かれようとされておるのか。
ソ連の漁船拿捕の問題について、今年北方水域で捕獲された漁船は二十九隻百四十一人で、ミグ事件以降は急増して七隻目に当たるような報道を承っているわけでありますが、現在の北方水域におけるソビエト関係のわが国漁船捕獲の問題についてはどういう状況であるか、御報告をいただきたい。
中には遺体になって返ってきたという大変悲しい例もあるわけですが、とりわけミグ25の事件が発生してからかなり漁船拿捕のペースが高まっているようでありまして、本件については先般の予算委員会におきましても、わが党の栗林委員が質問をいたしたわけでございます。その後、現在においてソ連側に拿捕されている船舶並びに未帰還の船員数、ミグ事件以前、年内で結構でございます。
○井上(泉)委員 それは当然のことですが、拿捕されないようにするために漁民に注意を与える、こう言っても、海の上のことで、特にこのミグ25の問題以来は非常に感情的とも思われるようなソ連の漁船拿捕事件が相次いでおるわけです。こういうふうな状態に対して水産庁の方では、拿捕されないということがまず第一番だが、拿捕されないためには注意と言うが、どういう注意を与えておるんですか。
ミグ25が飛んで来たことも大きく影響して、ソ連の日本漁船拿捕問題が話題になっておりますけれども、最近の実情、特に領海内で起きたのか違うのかということもあわせて、これは海上保安庁だと思いますがお知らせいただきたいと思います。
中島敏次郎君 水産庁沿岸漁業 課長 平井 義徳君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○国際情勢等に関する調査 (サンフアンにおける主要国首脳会議に関する 件) (派遣報告に関する件) (日本近海におけるソ連海空軍の情報収集活動 に関する件) (日米防衛協力小委員会に関する件) (北方領土問題に関する件) (漁船拿捕事件
○相沢武彦君 先ほども川村委員からお話があったんですが、北方海域における拿捕漁船、拿捕漁民に対する救済の問題でございますけれども、私が海上保安庁からいただいた資料によりますと、昭和二十一年から四十九年十月三十一日現在までで拿捕された漁船の数が一千四百五十三隻、そのうち未帰還のものが五百四十一隻、沈没したもの二十三隻、拿捕された漁船員の数が一万二千二百四十人、そのうち抑留されて未帰還の数が十八人、死亡